導入事例
能登半島地震を契機に導入されたクロスゼロの効果と利便性
金沢市危機管理課
- 所在地
- 石川県金沢市
- 導入プラン
- BCP対策プラン
- ウェブサイト
- https://www4.city.kanazawa.lg.jp/soshikikarasagasu/
kikikanrika/index.html

導入背景
- 対応すべき事案が多岐にわたり緊急時に迅速に正確な情報を得られなかった
- 何の備蓄品をどれだけ使ったのかなど、備蓄品管理が非常に困難であった
- 現行の安否確認システムは備蓄管理機能や掲示板などの機能が無く災害対応に当たる職員への情報伝達に時間を要した
- グループチャットや掲示板の機能を活用することで、リアルタイムに情報の共有を図れる
- 各拠点の備蓄状況を登録をすることで、備蓄品の適切な管理を容易に行える
- 備蓄管理・チャット・掲示板・ファイル共有を情報共有ツールとして使用することが可能!!
クロスゼロを運用に選定していただいたきっかけを教えて下さい!
2024年1月に発生しました能登半島地震の際に、危機管理センターにて災害対策本部を設置し対応を行いました。
その際に、市民からの連絡対応に追われたことで、緊急時に迅速かつ正確な情報を得ることの必要性を痛感しました。
クロスゼロは2024年3月から試験運用を開始し、震災で浮き彫りになった課題の改善に取り組んでまいりました。
金沢市職員を対象とした防災訓練においては、各避難所の開設状況をチャット機能を用いて把握・共有できるかの運用試験を実施し、情報共有ツールとして有効活用できることを確認できました。
防災訓練を実施する中で特に実感したのは、避難所の開設状況が「見える化」されていることの大きな利便性です。従来はホワイトボードとマグネットを用い、職員が電話で一つひとつ各避難所に開設状況を確認していましたが、クロスゼロの活用により、担当職員が避難所の開設状況を瞬時に把握できるようになりました。
このように、開設状況の確認作業にかかる時間と労力が大幅に削減された点は、非常に大きなメリットであると感じています。
震災後の防災訓練を実施された後、効果を感じる点はありましたか?
従来の電話を用いた情報収集体制では、回線の混雑によりつながらないケースも想定されます。
実際、能登半島地震では元旦ということもあり、避難所の管理者と連絡が取れず、開設情報が把握できない状況が発生しました。また、避難所が開設された後も、「何の備蓄をどれだけ使用したのか」といった情報の管理が非常に困難であるという課題も浮き彫りとなりました。その点、クロスゼロのチャット機能を活用することで、電話回線に依存することなく、避難所の開設状況を早期に把握することが可能となり、有効な情報共有手段であると実感しています。また、防災訓練を通じて強く感じたことの一つに、クロスゼロによる備蓄管理の利便性があります。これまではExcelを使用し数多くの避難所の備蓄品を項目ごとに管理していました。しかし、各避難所に備蓄品がどの程度あるのかを把握するのに多くの時間を要していました。クロスゼロでは、備蓄状況を一元的に確認できるだけでなく、備蓄品の賞味期限も管理できるため、より実用的で正確な備蓄管理が可能になりました。
今後、実際の有事の際には、避難所の開設状況をリアルタイムで把握しながら、避難所間で物資を融通するなど、柔軟な運用が可能になるのではないかと考えています。
クロスゼロに期待すること
現在は、特に備蓄品の管理に重点を置いた運用を考えておりますが、今後は災害協定を結んでいる市町村と、チャット等を通じてリアルタイムに情報共有ややり取りができるようになると、さらに効果的であると感じています。また、近隣の市町村とも同様に連携が図れるようになれば、いざという時に相互支援がよりスムーズに行える体制の構築につながるものと思います。加えて、役所としてLGWAN-ASP(LG1)に対応していただければ、他部署との連携やアクセスもより容易になるため、今後のアップデートに大いに期待しています。将来的には、金沢市の全職員が安否確認を含めてクロスゼロを活用できるよう、体制づくりを進めていきたいと考えています。
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