導入活用事例

国交省「革新的技術のプロジェクト」で活用! 3次元出来形の実地検査を遠隔で実現

青木あすなろ建設株式会社

所在地
東京都千代田区
会社規模
301名~
ウェブサイト
https://www.aaconst.co.jp/

導入背景

課題
  1. 現地の測量をリアルタイムに発注者に見せたい。
  2. 遠隔で3次元出来形の実地検査を実施したい。
効果
  1. リアルタイムに測量状況を確認できた。
  2. 品質証明が30分で完了した。
  3. 3次元出来形やTS出来形の実地検査を遠隔で実施できた。

測量状況までも遠隔で見える!検証も兼ねて現場で導入。

「3次元測量の測量状況や検査について、リアルタイムに発注者に対して見せることはできないものか?」
このような要望を建設システムの営業に相談したのが、「KENTEM-CONNECT」の導入経緯となります。その時は、未だ「KENTEM-CONNECT」のリリース前だったのですが、検証も兼ねて現場で導入する運びとなりました。元々は、品質管理や出来形管理の確認をリアルタイムに発注者に見てもらいたいという目的がありまして、「快測ナビ」で3次元測量をしていれば、遠隔地でもリアルタイムに測量状況が分かるのでは?そんな発想を持っていたのですが、それが既に建設システムで実現に向けて開発中であったということです。

そもそも弊社が3次元測量を取り組んだのは、i-Constructionへの対応というよりは、民間の大規模土工事です。ここで求められていたのは、どこにでも丁張りを掛けられること。マシンガイダンスやマシンコントロールも全ての重機に搭載できる訳では無いため、測量を省力化・効率化するために3次元測量の導入を先行して行っていました。3次元測量で使用していた「快測ナビ」では、リアルタイムでプリズムが動いているのが分かる。ならばそのデータを転送すれば、リアルタイムに測量状況が分かるのではないかと思っていたところです。
そして、導入のきっかけとなった現場での成果を踏まえ、国土交通省で公募のあった「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト(令和3年度)」(以下、革新的技術プロジェクト)に建設システムとのコンソーシアムで応募し選定されたため、本現場『犀川遊水地五六川牛牧排水樋門整備工事』で、本格的に「KENTEM-CONNECT」を活用することになりました。

建設技術本部 土木エンジニアリング部
生産性推進グループ グループリーダー 岩田氏

プロジェクトの目標は「遠隔で3次元出来形の実地検査」。

今回の革新的技術のプロジェクトでの目標は、点群データの取り込み、そして点群データによるヒートマップの出来形実地検査を遠隔臨場で行うことでしたが、基準等も変更していただきながら、なんとか達成できたと感じております。また、本現場の品質証明でも、「KENTEM-CONNECT」と「遠隔臨場SiteLive」、「快測ナビ」の連携による効果を感じました。というのも、本現場の品質証明員は東京に居ります。通常であれば、東京から往復7時間掛けて品質証明に行かなくてはならないところを、準備も含めて30分程度で終わりますので、検査する側も検査される側も双方にメリットがあると思います。また、通常の遠隔臨場だけでなく、測量でも遠隔で確認ができるということで、品質証明だけでなく社内検査でも活用できました。特にトンネルなどの山の中の現場や、遠方の現場においては、遠隔臨場のニーズが今後も高まるのではないでしょうか。また、現地の測量がリアルタイムに分かるということは、発注者のニーズに合致しているシステムだと思いますよ。今後「KENTEM-CONNECT」に期待することとしては、今回「KENTEM-CONNECT」と「遠隔臨場SiteLive」を連動させ、検査で必要となる帳票を事前にクラウドにアップしたり、「SiteBox」で作成した電子小黒板を転送したりして利用しましたが、今後は「KENTEM-CONNECT」自体でも帳票やヒートマップを表示させたり、且つ検査した結果のエビデンスが残せるようにしていただけると、よりシステムのニーズが高まるのではないでしょうか。現状は、サインなどで対応しているものまで、「KENTEM-CONNECT」で完結できれば、非常に有効になると感じているところです。

■実施状況動画

国土交通省「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト」 (令和3年度)にて、「KENTEM-CONNECT」を活用した際の実施動画です。

導入いただいた製品