
企業の防災対策で大切な3つの要素と災害が起こる前に必要な準備を徹底解説
2024/01/11
日本は地震や台風などの自然災害が多い国です。そのため、企業も防災対策をしっかりと行う必要があります。
しかし、実際には、防災対策に十分な時間や予算を割けない企業が多いのも事実です。
防災対策を怠ると、災害が起こったときに大きな被害や損失を招く可能性があります。
また、従業員の安全や健康を守るという社会的責任も果たせません。
防災対策は、企業の経営やブランドにも大きく影響する、重要な取り組みでもあるのです。
そこで今回は、企業の防災対策で大切な3つの要素と、災害が起こる前に必要な準備を徹底解説します。企業の経営に関わる方は、ぜひ参考にしてください。
企業防災とは?
必要性を解説
企業防災とは、災害に備えて事前に対策を行うことです。
企業防災には、従業員や顧客の安全を確保する「防災」の観点と、事業活動を早期復旧させる「事業継続」の観点があります。
企業防災が必要な理由は、以下のとおりです。
- 従業員の安全配慮義務を果たすため
- 頻発する大規模災害に備えるため
- 事業継続で損失を抑制するため
- 顧客からの信頼を得られるため
上記の観点から、企業防災への取り組みは、非常に重要です。
企業防災の3つの要素と
災害が起こる前に必要な準備
企業防災には、次の重要な3つの要素があります。
防災の観点
従業員や顧客の安全を確保し、被害を最小限にするための対策として、以下のようなことが挙げられます。
災害マニュアルの作成と周知
災害時の行動指針や緊急連絡先などを明確にし、従業員や顧客に周知することで、混乱やパニックを防ぎます。
防災備蓄品の準備と管理
食料や水、医療品、携帯電話充電器などの必需品を備えておき、定期的に点検や補充を行います。
オフィスの耐震対策の実施
机や棚などの家具を固定したり、窓ガラスにフィルムを貼ったりして、落下や破損の危険を減らします。
防災訓練の実施
避難経路や集合場所、消火器の使い方などを定期的に確認し、実際に訓練を行います。
事業継続の観点
災害時にも重要な業務を継続し、損失を抑制するための対策として、以下のようなことが挙げられます。
安否確認システムの導入
災害時に従業員の安否を確認し、必要な支援や指示を行うためのシステムを導入します。
例えば、メールや電話などで一斉に安否確認を行うことが可能です。
事業継続計画(BCP)の策定
災害時にどの業務を優先的に継続するか、どのように復旧するか、どのようにリスクを分散するかなどを事前に計画し、関係者に周知します。
バックアップ体制の整備
データや書類などの重要な情報をクラウドや外部のサーバーにバックアップし、災害時にもアクセスできるようにします。
業務システムの
災害復旧(DR)計画の策定
災害時に業務システムが停止した場合、どのように復旧するか、どのように代替するかなどを事前に計画し、関係者に周知します。
テレワーク環境の構築
災害時にオフィスに出社できない場合でも、自宅や避難所などから業務を行えるように、インターネットやVPNなどの通信環境や、PCやスマホなどの機器を整備します。
地域貢献の観点
災害時に地域社会に協力し、復旧・復興に貢献するための対策として、以下のようなことが挙げられます。
地域防災協力協定の締結
近隣の企業や自治体と協力して、災害時にお互いに支援や情報共有を行うための協定を締結します。
防災ボランティアの参加
災害時に被災者の救援や物資の配布、清掃などのボランティア活動に参加します。
復興支援の実施
災害後に被災地の復興に貢献するために、寄付や募金、物資の提供、技術や人材の派遣などの支援を行います。
企業防災の対策には
建設システムの「クロスゼロ」
の導入がおすすめ
株式会社建設システム(KENTEM)の総合防災アプリ「クロスゼロ」は、災害から大切な社員を守り、事業を継続するための総合防災アプリです。
クロスゼロを導入することで、災害発生前に防災トリセツやファイル共有などの機能を使い、社員の防災教育や対応マニュアルの共有が可能です。
これにより、災害時の対応力を高めることができます。
また、災害発生時には、気象庁情報やAI発災情報などの機能で、災害の発生をいち早く検知し、安否確認や情報共有ができます。
さらに、家族機能やリスク共有などの機能で、社員の家族や地域の人々とも助け合うことができるでしょう。
災害発生後には、掲示板や組織チャットなどの機能で、被害状況や復旧状況などの情報伝達ができます。これにより、事業の早期再開や継続につなげることが可能です。
上記のような理由から、クロスゼロは企業防災の対策におすすめです。
自社の防災対策にお悩みの方、クロスゼロにご興味のある方はぜひこちらから30日間の無料体験をお試しください。