導入事例
写真整理の時間を1/3に短縮!
電気工事のDX化を実現
石原電機工業株式会社
- 所在地
- 岐阜県中津川市
- ウェブサイト
- https://ishix.co.jp/

導入背景
- 官公庁案件に対応するため、書類・写真管理の電子納品対応が必要だった
- 電子小黒板への対応が求められていた
- 黒板の設置や記入、高所での撮影に多くの手間がかかっていた
- 電子納品にスムーズに対応できる体制を構築し、業務を円滑に進められるようになった
- フォルダの自動作成や写真の自動振り分けが実現し、作業時間を1/3に短縮できた
- 黒板設置が不要になり、スピーディーかつ視認性の高い写真撮影が可能となった
手作業による電子納品の限界と「デキスパート」への統一
岐阜県中津川市に本社を構え、電気工事を中心に民間・官公庁問わず多くの実績を重ねている石原電機工業株式会社。岐阜県の公共工事で写真の電子納品が始まったことを受け、2007年に「デキスパート」の「電子納品支援システム」を導入したのが、KENTEM製品を使い始めたきっかけです。もともと他社の写真管理ソフトを使用していたものの、そのソフトが電子納品には対応していなかったため、手作業で電子納品への対応を試みていましたが、到底手が回らない状態に陥っていました。
その後、電子納品の本格化に伴い、官公庁の案件が全体の6割を占める同社にとって、業務をスムーズに進めるには書類も電子納品に対応させることが不可欠となりました。そこで、稼働台数に制限がなく、各システム間の互換性や連動性に優れている「デキスパート」の「写管屋」と「出来形管理システム」を2016年に追加導入し、一気に「デキスパート」への統一を図りました。
他社製品との比較はあえて行わず、信頼している販売店からの提案も踏まえ、スムーズな移行が可能であると判断したことから、「デキスパート」に一本化する決断に至っています。
デジカメからスマホ・タブレットへ完全移行、若手もすぐに使いこなす
さらに2018年、電子小黒板への対応を機にスマートフォンやタブレットで利用できる「SiteBox」を導入しました。現在では工事写真の撮影にデジタルカメラは一切使用せず、全員が「SiteBox」のみで撮影を行っています。
ベテランの中谷氏は、従来の木製黒板から電子小黒板へ移行した当初は、その場でちょっと書き足したいときに修正しづらいなど、多少の不便さを感じていたといいます。しかし、使い続けるうちに慣れ、現在では問題なく使いこなせています。
一方、入社時からすでに現場で「SiteBox」が導入されていた安田氏、此原氏、山崎氏の3名は、操作が直感的で短期間で使いこなせたことに加え、従来の手作業と比較すると大幅な工数削減につながることから、業務に欠かせない存在であると評価しています。
作業時間が1/3に短縮!撮影の手間も大幅に軽減
「デキスパート」と「SiteBox」を組み合わせた運用により、業務効率が劇的に向上しました。1つの現場で約1,000枚〜2,000枚の写真を整理する必要がありますが、以前の他社ソフト時代と比べて作業時間が3分の1に短縮できました。(鈴木氏)
電気工事の現場では、高所での撮影も多くあります。以前は高所で撮影する際に、1人で黒板を設置して、良いアングルになるようポジションを探りながら苦労して撮影していました。現在は黒板を置く必要がなく、画面上で小黒板の位置やサイズをすぐに調整できるので、スピーディーに撮影が終わります。文字のうまい下手も関係ありませんし、雨の日に耐水用クレヨンを使って文字を書く手間もなくなりました。以前より圧倒的に見やすい写真が撮れるようになりました。(中谷氏)
「写管屋」と「SiteBox」の連携で写真整理を自動化
以前使っていたソフトでは、フォルダを一つひとつ手作業で作る必要がありました。しかし「写管屋」は基準や電子納品に対応したフォルダを自動で作成してくれます。さらに「SiteBox」で撮影した写真が連携して自動で振り分けられる機能が非常に便利で、整理がめちゃくちゃラクになりました。(安田氏)
必要な略図については、事前に事務所の「写管屋」で作成し、現場の「SiteBox」に転送して活用しています。導入当初は少し操作に戸惑うこともありましたが、今ではスイスイこなしています。電気・設備用の略図テンプレートがさらに充実すると嬉しいです。(此原氏)
さらなる分業化と効率化を目指し、クラウド・AIの活用へ
大きな成果を上げている同社ですが、すでに次のステップを見据えています。
業務の時間短縮と効率化において、KENTEM製品は大いに役立っています。そしてさらなる効率化に向けて、写真管理のクラウド化による社内の分業体制の構築やAIの活用も視野に入れています。これにより、現場の負担軽減や撮影写真の仕分け作業の効率化を目指しています。
現場の負担を減らし、より生産性の高い環境へ。同社の施工管理DXへの挑戦は、これからも続いていきます。