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導入事例

若手が更に活躍!タブレットで建築現場をイノベーション

渡辺建設株式会社

所在地
栃木県宇都宮市
会社規模
162名
ウェブサイト
https://www.watanabekensetsu.jp/

導入背景

課題
  1. 建築現場でのタブレット活用が進んでいない
  2. 撮影時は必ず符号や図面を描いていたので、現場での滞在時間が長い
効果
  1. 建築部若手社員による、タブレット管理システムの構築
  2. 描画・撮影業務時間の短縮および 現場移動時の少荷物化

これからを変える第一歩として「PRODOUGU」を採用

「PRODOUGU」を導入して、2年ほどになります。弊社の土木部では、他社メーカーの製品を使用し、電子納品を行っていました。しかし、パソコンの入れ替えを行うことになり、そのタイミングでもともと興味があった「デキスパート※」に切り替えようという流れになりました。
大きな採用理由の一つとしては、各自治体に対応している点です。その後、建築部でも活用できる製品が無いかと考えていたところ、KENTEMさんの営業の方に「PRODOUGU」を紹介してもらえることになりました。製品を確認したうえで、「PRODOUGU」であれば建築現場でも電子納品まで一連の流れでできると思い、テストとして使用してみることにしました。

実際に使用した人たちに確認すると、「操作感も含め大丈夫」という回答でしたので、正式に導入を決めました。弊社では、規模の大きい現場を担当する若手技術者たちが積極的に「PRODOUGU」を活用し、管理をしています。実際の現場で運用することで、どんどん吸収してくれています。
今後も技術の進歩に遅れをとらないよう、このような新しい製品は積極的に採用していきたいと考えています。また、弊社では女性技術者が積極的に活躍できる環境作りのため、さまざまな研修などを通じて取り組んでいます。これからも若手技術者が活き活きと働ける職場風土を作っていきたいと思います。

若手、女性技術者が活き活きと働くオフィス
若手、女性技術者が活き活きと働ける風土づくり

建築現場での鉄筋撮影はタブレットが最大限に活かせる

今回の現場が決まった時点で私たち用に、ライセンスを追加してもらいました。
「PRODOUGU」を利用するのは初めてでしたが、現在、問題なく進んでいます。従来は黒板を使用し、デジカメで写真を撮影していました。そのため、現場で写真を撮るために持っていく道具や図面が多く、移動するだけでも大変でした。そうした不便さも「PRODOUGU」を使用することでタブレットにすべて集約され、電子小黒板での撮影が可能となり、これらの課題が解消されています。特に写真に鉄筋マーカーを付けられること、黒板に符号入りの配筋断面を張り付けて撮影できる機能が、以前と比べて作業自体が変わったなと感じています。
また、鉄筋断面だけでなく、階段などその他の図面も張り付けることができるので、黒板に書くという時間が非常に削減されるなど、現場での施工写真撮影業務に費やす時間が大幅に減ったことが大きいです。今後、端末の通信環境が整ってきたら、メモ書き機能なども使用したいと思います。(山岸さん)

符号が割り付けられたタブレット図面
符号が割り付けられた図面
鉄筋マーカーで本数の確認を行った写真
鉄筋マーカーで本数の確認を行った写真
タブレットを持ち撮影をする従業員
タブレット以外に持って出るものは、最小限に抑えることができる

トライ&エラーを繰り返すことで真の活用へ

「PRODOUGU」に限定して言えば、今回の現場が初めてのトライアルになります。
1つの現場では、正直まだ十分に活用できていない機能もあるかと思いますが、若手の技術者たちが使い続けるうちに加速度的に覚えていってくれると確信しています。今回も使用していく中で、工区分けをするなど、初期の準備段階で効率化を図れるやり方があると分ってきました。このように、新しいアイテムに対してはトライ&エラーを繰り返していくことで、本当の意味での『技術』が身についていくのだと感じています。

渡辺さんと山岸さんが並んでいる写真
取材にご協力いただいた、渡辺さん(左)と山岸さん(右)

導入いただいた製品

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