導入事例
測量・丁張り作業を“1人”で完結。
人手不足時代の現場DX
倉橋建設株式会社
- 所在地
- 愛知県岡崎市
- ウェブサイト
- https://kurahashi-kk.co.jp/

導入背景
- 1人で作業ができず効率が悪い
- 人手不足・高齢化による負担増
- ICT活用への不安で効率化が進まない
- 測量・丁張りのワンマン化で人員削減
- 3Dデータ作成や出来形管理が効率化
- 補助金活用でコストを抑えDXを推進
人手不足に対応するために選んだ“ワンマン測量”
建設業全体の課題でもありますが、当社でも高齢化や人手不足が進み、さらに若い世代がなかなか入ってこないことに危機感を抱いていました。これからは、現場の効率化が不可欠と考えていたところ、「ワンマン測量」の存在を知り、まずはデモンストレーションを見せていただきました。
「1人で作業が可能になる」「特別なITスキルがなくても使える」「3D施工データを現場で直接活用できる」と感じたため、まずは「SiTECH 3D」と「快測ナビ」を導入しました。「SiTECH 3D」で3D施工データを作成し、「快測ナビ」を活用することで、現場での測量や丁張り作業がすべて1人で行えるようになりました。
それに伴って、時間の有効活用にも大きな効果がありました。今までは測量作業をするにも相手が必要で、作業をしたいタイミングが相手の都合に左右されていましたが、その制約がなくなったことは非常に大きなメリットだと感じています。
堰堤モデルを作成で実感した、体積確認・重要ポイントの位置出しの効率化
その後、砂防堰堤の工事に合わせて補助金を活用し、「SiTE-STRUCTURE」を導入しました。「SiTE-STRUCTURE」で本堤の3D施工データを作成し、コンクリート体積の確認や設計数量との比較を簡単に行うことができました。
施工時には、堰堤の3D施工データへ座標の割り付けを行い、「快測ナビ」で重要ポイント(折れ点)の位置確認を簡単に行うことができました。まだ施工途中ですが、出来形管理に活用することで、工事成績向上にも繋げられるのではと考えています。
データ作成に要した時間は約1週間で、1日1時間程度(計約5時間)でした。
マニュアルを参考にしつつ、難しい箇所はコンタクトセンターに相談しながら、初めてでもさほど時間を掛けずに作成することができました。
導入効果と今後への期待
導入効果として最も大きいと感じたのは「人員削減」です。測量や丁張り作業が1人で行えるようになったことは現場にとって非常に大きな変化でした。また、補助金活用によりコスト削減も実現し、県主催のDX事例発表会で発表の機会もいただきました。
今後は、「SiTE-NEXUS」や「快測AR」を活用してCIMデータを作成し、発注者や工事関係者への説明資料として活用したいと考えています。打合せや出来上がりイメージの共有においても、さらなる効率化を図りたいと考えています。