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導入事例

初めての外国人材教育。
「専門用語」と「教える時間」の
壁をKENTEM Global Academyでカバー

株式会社富田組

所在地
北海道稚内市末広
ウェブサイト
https://tomitagumi.co.jp/
株式会社富田組の社屋の写真

導入背景

導入前の課題
  1. 建設・土木の専門用語を日本語だけで説明することが難しかった
  2. 外国人材を初めて受け入れるため、教育方法を含めて不安があった
  3. 教育専任の担当者がおらず、本来の業務と並行して外国人材を教育する必要があった
導入後の変化
  1. 建設・土木の専門用語や施工方法を、英語テロップや動画を使って学習できるようになった
  2. 現場OJTと「KENTEM Global Academy」を組み合わせ、外国人材教育を進められるようになった
  3. 社員がつきっきりで教えられない時間も、外国人材自身で学習ができるようになった

北海道稚内市を拠点に、土木工事・建築工事・水道工事を手掛ける株式会社富田組様。同社では今回、初めてミャンマー出身の外国人材2名を受け入れました。受け入れ当初に課題となったのは、建設・土木特有の専門用語をどう伝えるか、そして通常業務と並行しながら教育時間をどう確保するかという点でした。そこで、現場でのOJTを補う教材として「KENTEM Global Academy」を活用しています。

お客様インタビュー

初めての外国人材受け入れ。『すべてが不安でした』

富田組様が外国人材を受け入れるのは今回が初めてでした。受け入れ前の心境について、常務取締役の杉浦氏は『初めての経験で、すべてが不安でした』と振り返ります。
言葉の問題だけでなく、日本での生活に必要な準備や仕事の教え方など、分からないことが多く、すでに外国人材を雇用している同じ地域・同業種の企業から話を聞きながら準備を進めました。

入社後の教育は、日本人の新人と同じように、実際の作業を見せたり、本人に体験してもらったりするOJTが基本です。しかし、外国人材教育の専任者がいるわけではなく、現場の担当者は自分の業務を進めながら教育する必要があります。実際に教育を始めると、OJTだけでは補いにくい課題も見えてきました。

作業服を着た男性二人が並んでインタビューを受けている様子
左から 常務取締役 杉浦氏、土木部 課長 葛西氏

建設・土木の「専門用語」をどう伝えるか

特に大きな壁となったのが、測量や施工、工具・用具などの専門用語です。日常会話ができるようになっても、漢字や専門的な言い回しになると理解が難しく、教える側も『英語でどう説明すれば正しく伝わるのか』に迷うことがありました。

作業服を着た男性一人がインタビューを受けている様子
土木部 課長 葛西氏

一番ネックだったのは、日本語と測量の専門用語です。うまく説明しても理解できないことがあり、専門用語を英語で説明するのも難しかったです。(葛西氏)

そこで活用しているのが、「KENTEM Global Academy」の「Word List」です。建設・土木で使われる専門用語を日本語と英語で確認できるため、外国人材自身が言葉と意味を学べます。

『教え続けることができない』
― OJTだけでは埋めにくい時間をKGAで補完

もう一つの課題が、教育する側の時間です。現場の担当者には本来の業務があり、一日中つきっきりで教えることはできません。
さらに、今回受け入れた2名は理解が早く、『次は何を教えればよいか』と教育する側が悩む場面もありました。

ずっと朝から晩まで教えられるわけではありません。教えるネタが切れたときに、「KENTEM Global Academy」を見て勉強してもらえるのは助かりました。(和田氏)

作業服を着た眼鏡の男性がインタビューを受けている様子
土木部 部長 和田氏

富田組様では、「KENTEM Global Academy」をOJTの代わりにするのではなく、OJTだけでは埋めにくい時間を補う教材として活用しています。晴天時は現場で測量などを経験し、雨天時には「KENTEM Global Academy」で作業動画を見て流れを学ぶなど、現場教育とeラーニングを組み合わせています。事前に作業の全体像を把握しておくことで、現場での説明をゼロから始めずに済みます。
その日に勉強する作業を決め、作業の流れを動画で学習した後、それに対してどういった写真を撮るのか?といった流れで学習をさせています。(和田氏)

外国人社員がパソコンを操作している様子
テッ・テッチョー氏

「KENTEM Global Academy」には専門用語や施工方法、工事写真などの教材があらかじめ用意されているため、担当者が一から教材を準備しなくても、教育を進められます。

土木現場での作業の流れや各工程の動画、現場で使われる専門用語を学ぶことができるため助かっています。また、何度も繰り返し見ることができるので役立ちます。(テッ・テッチョー氏)

学んだ知識を実務へ。任せられる仕事も増加

「KENTEM Global Academy」での学習と現場での実践を重ねる中で、2名に任せられる仕事も増えています。工事写真を担当する人材は、「KENTEM Global Academy」で「工事写真の基礎」や「SiteBoxの操作方法」について学び、現場では「SiteBox」を使って工事写真の撮影や写真整理に取り組んでいます。
現場では、日本人社員があらかじめツリー情報や電子小黒板を準備し、過去に撮影した写真を見せながら、どのような写真を撮ればよいのかを指導しています。実際に「SiteBox」で工種を選択するときなど、「KENTEM Global Academy」で学んだ建設用語の知識が実務と結びつく場面もあります。
当初は日本人社員が一緒について撮影方法を教えていましたが、現在では過去の写真も参考にしながら、一人で現場に出て工事写真を撮影できるようになりました。撮影後は日本人社員が撮影した写真を確認し、必要に応じて改善点をフィードバックしています。

現場で写真撮影を行っている様子
Siteboxの画面が表示されている様子

目指すのは、現場を支える「スーパーサブ」

今後は、測量や工事写真などの業務を身につけ、現場責任者や日本人社員を支える「スーパーサブ」として成長してもらうことを期待しています。将来的には、新たな外国人材が入社した際に、今学んでいる2名が後輩へ仕事を教えることも見据えています。
また、工種別の作業動画やCAD、3次元データなど、実務に直結する学習コンテンツの拡充にも期待が寄せられています。

事務所で外国人社員と一緒に打合せをしている様子

外国人材教育では、『専門用語をどう伝えるか』『教育する時間をどう確保するか』『何を教えるか』といった悩みが生まれます。富田組様では、「KENTEM Global Academy」をOJTの代わりにするのではなく、OJTだけでは不足する「学習時間」と「教材」を補うツールとして活用しています。

『成長しているのが実感できる』――担当者のその言葉からも、初めての外国人材受け入れからスタートした2名が、現場で任せられる仕事を着実に増やしていることがうかがえます。

働いている方たちの集合写真
左から 土木部 古家氏、タンダー氏、和田氏、テッ氏、葛西氏

建設現場で活きる、外国人DX人材育成
「KENTEM Global Academy」

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