工程表アプリとは?おすすめ5選と導入のメリット・デメリットを解説
2024/12/20
2025/08/05
工程表アプリを導入する際、初期費用や運用コストに不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
アプリの導入には購入費用だけではなく、導入サポートや従業員向けの研修費用も発生します。
そのため、最初にかかるコストが思ったより高く感じられるかもしれません。さらに、アプリを長く使い続けるためには、定期的なバージョンアップやサポート契約、必要に応じた追加機能の購入など、長期的な費用も考慮する必要があります。
アプリの導入には、長期的に見て費用がどのくらいかかるのか、あらかじめ把握しておくことが大切です。
本記事では、工程表アプリ導入にかかる主な費用や、アプリを選ぶ際のポイント、おすすめアプリ5選を詳しく解説します。
工程表アプリ選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
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工程表アプリとは?
工程表アプリは、建設業界のデジタル化を加速させるツールです。
国土交通省が推進する「i-Construction」政策の一環として、多くの建設会社が導入を進めています。
工程表アプリの特徴は、スマートフォンやタブレットから即座に工程管理ができる点です。現場にいながら、リアルタイムで情報を更新し、関係者と情報共有できます。
工程表アプリの導入により、プロジェクトの進捗状況を常時把握でき、遅延リスクを最小限に抑えられます。複数の現場を一元管理できるため、効率的に現場管理できるようになるでしょう。
人手不足や長時間労働の解消を目指す建設業にとって、工程表アプリは業務効率化と生産性向上のために欠かせないツールです。
従来の工程管理との違い
工程表アプリは、建設現場の作業工程をデジタルで管理するツールです。
従来の紙ベースの工程表と比較すると、以下のような違いが挙げられます。
| 紙ベース | 工程表アプリ | |
|---|---|---|
| 更新性 | 手書きで修正が必要 | タップ操作で即時更新 |
| 共有性 | 複製や配布の手間 | クラウドで瞬時に共有 |
| アクセス | 現場や事務所でのみ確認可能 | どこからでもアクセス可能 |
| データ分析 | 手作業での集計が必要 | 自動でデータ蓄積・分析 |
工程表アプリを導入すれば、情報の即時性が向上し、現場と事務所間のコミュニケーションが円滑になるでしょう。蓄積されたデータを活用すれば、より精度の高い工程計画の立案が可能です。
複数現場の一元管理や過去データの活用など、経営判断に役立つ機能も備えているため、生産性向上にもつながります。
工程表の主な種類
工程表には主に4種類があり、プロジェクトの特性に応じて使い分けます。
| 種類 | 特徴 | 適した用途 |
|---|---|---|
| バーチャート | 作業内容と期間を視覚化 | 小規模プロジェクト |
| ガントチャート | 進捗率を表示 | 複数作業の並行管理 |
| ネットワーク | 作業間の関連性を図示 | 大規模・複雑なプロジェクト |
| グラフ式 | 進捗率と期日を組み合わせ | 詳細な進捗管理 |
工程表アプリを選ぶ際は、対応している工程表の種類を確認しましょう。プロジェクトの規模や複雑さに合わせて、適切な工程表を作成できるアプリを選択する必要があります。
多くのアプリは複数の種類に対応しているため、プロジェクトの進行に応じて柔軟に工程表を切り替えられます。
工程表アプリの主な機能
工程表アプリは、建設現場の業務を大幅に効率化するデジタルツールです。
従来の紙ベースの管理とは違い、スマートフォンやタブレットで簡単に工程管理ができるようになりました。
工程表アプリの主な機能は、以下のとおりです。
| 工程管理 | プロジェクト全体の視覚化と進捗追跡 |
|---|---|
| 写真管理 | 現場写真の撮影・保存・整理 |
| 情報共有 | リアルタイムでのデータ共有と編集 |
| 図面管理 | CADデータの閲覧と保管 |
| コミュニケーション | チャット機能による迅速な連絡 |
| 帳票作成 | 日報や請求書の自動生成 |
上記のような機能により、現場と事務所間の連携が強化され、作業効率が向上します。クラウド保存を活用すれば、必要な情報にいつでもどこからでもアクセス可能です。
工程表アプリには多くの機能がありますが、現場で本当に使いこなせるかどうかが大切です。
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工程表の作成方法による違い
工程表の作成方法は、アプリだけではありません。
主な作成法は、以下の3つです。
それぞれの違いを把握しておきましょう。
手書きでの作成
手書きでの作成は、最も手軽に始められる方法です。
特別な機材やソフトウェアを必要とせず、紙とペンさえあれば誰でもすぐに作業に着手できるからです。
そのため、小規模なプロジェクトや、デジタルツールに不慣れなメンバーが多い現場では有効な手段となるでしょう。
手書きで作成する場合の主な特徴は、以下のとおりです。
- レイアウトの制約がなく、自由に書き込める
- パソコンがなくても、紙とペンがあれば作成可能
- 情報の共有にはコピーや写真撮影が必要になる
- 原本を紛失すると、復元が困難である
手軽さと自由度の高さが魅力ですが、情報の共有や保管の面では物理的な制約が伴う方法です。
Excel(エクセル)での作成
Excelでの作成は、多くの企業にとって馴染み深く導入しやすい方法です。
ほとんどのパソコンに標準でインストールされているため、追加コストなしで利用できる点が大きな利点です。
関数や図形描画機能を活用すれば、手書きよりも整理された見やすい工程表が作成できます。
Excelで作成する場合の主な特徴は、以下のとおりです。
- 多くの人が操作に慣れており、追加の教育コストが低い
- テンプレートが豊富で、すぐに作成を始められる
- ファイルの複製が容易で、メールなどで共有しやすい
- リアルタイムでの同時編集ができず、情報が古くなる可能性がある
広く普及しているため手軽に始められますが、複数人でのリアルタイムな情報共有には向いていない側面があります。
工程表アプリでの作成
専用アプリでの作成は、工程管理に特化した機能を活用し、業務全体を効率化できる方法です。
手書きやExcelで発生しがちな、情報伝達の遅れや更新漏れといった問題を根本的に解決できるからです。
スマホやタブレットに対応しているため、場所を選ばずにリアルタイムでの情報更新や共有ができます。
アプリで作成する場合の主な特徴は、以下のとおりです。
- 場所を問わず、スマホやタブレットでリアルタイムに情報を共有できる
- 専門知識がなくても、テンプレートで見やすい工程表が簡単に作れる
- 写真や図面など、関連資料も紐づけて一元管理できる
- 導入や月々の利用にコストが発生する
初期費用はかかりますが、リアルタイムな情報共有が不可欠な現代の現場において、生産性を高める最も合理的な選択肢と言えるでしょう。
工程表アプリを導入する
メリット・デメリット
工程表アプリの導入を検討するうえで、メリットとデメリットはしっかり把握しておく必要があります。
ここでは、工程表アプリのメリット・デメリットを解説します。
工程表アプリを導入するメリット
工程表アプリを導入するメリットには、以下のようなものが挙げられます。
それぞれ詳しく確認していきましょう。
スケジュールの遅れを防げる
工程表アプリの導入は、建設現場特有の遅延リスクを軽減します。
建設プロジェクトでは、不具合や打ち合わせによる変更が頻繁に発生します。従来の管理方法では、急な変更に迅速に対応するのが難しい状態でした。
工程表アプリを活用すれば、以下のような効果が期待できます。
- リアルタイムの情報共有
- 現場状況の可視化
- 遠隔からの進捗確認
- 迅速な問題発見と対策立案
- ヒューマンエラーの削減
工程表アプリは、現場と事務所間のコミュニケーションを円滑にし、最新情報を即座に全関係者に伝達します。
情報の行き違いや連絡漏れによる遅延を防ぐために役立ってくれるでしょう。
どこからでもアクセス可能
工程表アプリのメリットの一つは、どこからでもアクセスできる点です。
クラウドベースのシステムにより、オフィスや現場、外出先を問わず、リアルタイムで情報を共有・更新できます。
どこからでもアクセスできるメリットとして、以下のようなものが挙げられます。
- 現場とオフィスの情報格差解消
- 外出先での急な変更にも即座に対応可能
- 複数現場の一括管理が容易に
- 時間や場所の制約なく、最新情報にアクセス
- モバイル端末からも入力可能
常に最新の情報にアクセスできることで、ヒューマンエラーによる遅延や混乱を防ぎます。
リアルタイムでの情報共有により、問題の早期発見と迅速な対策も可能になるでしょう。
作業時間が削減できる
工程表アプリを導入すると、作業時間の削減が可能です。
従来の紙ベースの管理方法では、進捗確認や連絡に多くの時間がかかります。しかし、工程表アプリを使用すれば、現場の情報を即座に把握できるため、作業管理にかかる負担も減ります。
重複作業を減らし、効率的にタスクを管理できるため、作業の無駄も省けるでしょう。
具体的には、以下のような作業にかかる手間を減らしてくれます。
- タスクの進捗管理
- 紙の書類管理
- 作業の割り振り
- 資料作成の効率化
- 過去データ分析
工程表アプリを活用すれば、全体の業務フローがスムーズになり、コストパフォーマンスも向上するでしょう。
人材不足や長時間労働で悩む建設業界にとっては、工程表アプリはDX化の欠かせないツールです。
工程表アプリを導入するデメリット
工程表アプリを導入するデメリットには、以下のようなものが挙げられます。
それぞれ詳しく確認していきましょう。
操作が難しい場合がある
工程表アプリは、複雑な機能を備えている場合もあります。
そのため、ユーザーが直感的に操作できない可能性も考慮しなければいけません。特に、新しいシステムに慣れていない現場監督やスタッフにとっては、重要な問題です。操作に時間がかかると、業務が停滞し、効率が低下する可能性もあるからです。
具体的には、以下のような点を考慮する必要があります。
- ユーザーインターフェースが直感的でない場合、操作に戸惑う
- 機能が豊富すぎて、どの機能を使えばよいか分からなくなる
- 導入初期には、現場監督やマネージャーが操作に苦労する
そのため、しっかりした導入支援やトレーニングが必要です。
操作に不安が残る場合は、サポート体制の充実したアプリを選ぶことをおすすめします。
対応OSを確認する必要がある
アプリケーションの導入を検討する際には、さまざまな要素を考慮する必要があります。
その中でも、特に注意が必要なのが対応OSの制限です。特定のOSでは、アプリが正常に機能しない場合があるため、注意が必要です。
対応OSではないものを選ぶと、以下のようなトラブルが発生する可能性があります。
- 最新のソフトウェアが古いOSに対応していない
- アプリケーションが正常に動作しない
- OSのアップグレードや新しいハードウェアの購入が必要になる
対応OSの確認を怠ると、後々大きな問題につながる可能性があります。
事前に十分なリサーチを行った上で、導入するアプリを検討しましょう。
さまざまなコストが発生する
工程表アプリを導入する際は、さまざまなコストが発生します。
コストは、単にアプリの購入価格だけではなく、長期的な運用を考慮する必要があります。
具体的に発生するコストには、以下のようなものが挙げられます。
| 初期導入コスト | ソフトウェアの購入や設定にかかる費用 |
|---|---|
| 教育・研修費用 | 新しいシステムを使いこなすための研修や教育にかかるコスト |
| メンテナンス・サポートコスト | アプリの運用中に発生する定期的なメンテナンスやサポート料金 |
| 追加機能の導入費用 | アプリを拡張する際にかかる追加料金 |
導入コストを安く抑えられても、継続的なコストがかかる場合は、予算以上になる可能性もあります。
導入を検討する際は、長期的な視点で費用対効果を検討するようにしましょう。
工程表アプリの導入には、メリットとデメリットの両面があることをお伝えしました。「PROSHARE」の資料では、案件ごとの情報を一元化し、PC・モバイル端末で効率的に業務を進める機能や、現場と事務所間の情報共有をスムーズにする方法を紹介しています。現場での課題の解決に役立つかどうか、まずは資料をダウンロードして、「PROSHARE」の詳細をご確認ください。
工程表アプリを導入する際に
確認すべきポイント5つ
工程表アプリを導入したいと思っても、たくさんのアプリがあってどれを選んでいいのか悩む場合もあるかもしれません。
ここでは、工程表アプリを選ぶ際に確認すべきポイントを紹介します。
主なポイントは、以下の5つです。
それぞれのポイントを詳しく説明します。
1. 使いやすいユーザーインターフェース
工程表アプリを選ぶ際には、使いやすさを事前に確認しておきましょう。
現場の多忙な環境でも、直感的に操作できるインターフェースがおすすめです。
特に、初めてデジタルツールを導入する場合、複雑な操作が必要なアプリは避けるべきです。
具体的には、以下のような点を確認しておきましょう。
| 直感的な操作 | ボタン配置やメニューの構成が分かりやすい |
|---|---|
| シンプルなデザイン | 視認性が高く、不要な情報が少ない |
| サポート体制 | 使い方に関するサポートが充実 |
使いやすいアプリは、現場での情報共有や進捗管理をスムーズにし、業務効率を高めてくれます。
現場監督やマネージャーが簡単に操作できることで、導入後の定着も促進されるでしょう。
2. 複数デバイス対応
複数デバイスに対応しているかどうかは、工程表アプリを選ぶ際の大切なポイントです。
さまざまなデバイスでアプリを利用できることで、現場監督やマネージャーはいつでもどこでも情報にアクセスできます。
具体的には、以下のポイントを確認しておきましょう。
- スマホやタブレット対応
- PCでのアクセス
- クラウドベースのデータ保存
複数デバイス対応のアプリを選ぶことで、誰でもどこからでもアプリにアクセスできます。関係者の使っているデバイスを確認し、導入するアプリが対応しているかどうか、事前に確認しておきましょう。
3. データのセキュリティ対策
建設業界では、データのセキュリティ対策は不可欠です。
なぜなら、複数の現場を管理する際、顧客情報をやり取りする必要があるからです。セキュリティが脆弱だと、業務の信頼性が損なわれてしまいます。
具体的には、以下のポイントを確認しましょう。
- 暗号化機能
- アクセス権限の設定
- バックアップ機能
強固なセキュリティ対策を備えたアプリを選ぶことで、業務上のやり取りを安全に行えます。
企業の信頼性確保のためにも、セキュリティ対策の整ったアプリを導入しましょう。
4. カスタマイズ性や拡張性
工程表アプリのカスタマイズ性と拡張性は、建設業の多様なニーズに応えるための大切な要素です。
各現場の状況やプロジェクトの要件に合わせて機能を調整できるアプリがおすすめです。
具体的には、以下のようなポイントを確認しましょう。
- 業務フローに応じたカスタマイズ
- 拡張機能の提供
- API連携
- ユーザーインターフェースの調整
カスタマイズ性と拡張性を重視した工程表アプリを選ぶことで、建設業界の特性に合わせた最適な業務環境を整えることが可能です。
5. サポート体制
アプリを導入する際にサポート体制も、しっかりと確認しておく必要があります。
導入後に安心して利用するためには、細やかなサポートを受けられるかどうかは、大切なポイントだからです。
具体的には、以下のようなサポートが用意されているか確認しておきましょう。
- 初期設定サポート
- 技術サポート
- 定期的なアップデートとメンテナンス
- 24時間対応のサポート
これらの要素を基に、各アプリのサポート体制をしっかり評価した上で、導入を検討してください。
サポートが充実していることで、導入後も安心して運用できます。特に、緊急時の対応方法は事前にしっかりと確認してください。
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工程表アプリのおすすめ5選
PROSHARE
「PROSHARE」は『チャット』『スケジュール』『案件管理』の3つの機能で、ITツールになれていない方でも使いやすい現場情報共有ツールです。
3つの機能が連携することで情報共有を円滑にし、シンプルで簡単な操作性が作業時間の無駄を削減します。
「PROSHARE」の主な機能や特徴をまとめると以下のとおりです。
| 主な機能 |
|
|---|---|
| 特徴 |
|
| クラウドストレージ | 50GB(必要に応じて追加可能) |
| 対応デバイス | PC、iPhone、Android |
「PROSHARE」の主な料金は以下のとおりです。
| クラウドストレージ(50GB) | 30,000円(税抜)/年 |
|---|---|
| 5ライセンス | 60,000円(税抜)/年 |
| [追加]クラウドストレージ(10GB) | 6,000円(税抜)/年 |
| [追加]1ライセンス(6ライセンス目以降) | 12,000円(税抜)/年 |
| 初期開設費用 | 30,000円(税抜) |
工程表の作成はもちろん、複数案件の施工管理・顧客情報を集約した案件管理やチャット機能など、多彩な機能を搭載しているので、企業規模を問わずにさまざまな会社で活用することができるでしょう。
「PROSHARE」の導入を具体的に検討するには、実際の操作画面や、より詳細な機能解説が役立ちます。
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サクミル
サクミルは、株式会社プレックスが運営する現場管理アプリです。
株式会社プレックスは「すごいベンチャー100選」にも選出された実績があります。
サクミルの主な機能や料金は、以下のとおりです。
| 主な機能 |
|
|---|---|
| 特徴 |
|
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 | 4,000円(30人) |
| 対応端末 | iPhone、iPad、Android、PC |
サクミルは、シンプルな設計と充実した機能、そしてコストパフォーマンスの高さが特徴です。
まずは2ヶ月間の無料トライアルを活用し、自社の業務に合うかどうか確認してから導入を検討すると良いでしょう。
サクミルの公式サイト
KANNA
KANNA(カンナ)は、株式会社Aldagramが2019年にリリースした施工管理アプリです。
シンプルで直感的な操作性が特徴のアプリです。
KANNAの主な機能や料金は、以下のとおりです。
| 主な機能 |
|
|---|---|
| 特徴 |
|
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 | 0円~(プラン選択により変動) |
| トライアル | 14日間の無料トライアル |
| 対応端末 | iPhone、iPad、Android、PC |
KANNAは、工程表のテンプレート機能や直感的な操作性により、エクセルより手間なく工程表を作成できます。クラウド上で最新の工程表を常に確認可能で、建設・土木の大規模現場でも活用できます。
初期費用・月額0円からの利用が可能なため、導入前に自社に適しているか試してから導入を判断してください。
KANNA公式サイト
現場ポケット
現場ポケットは、建設業界関係者から高い評価を受ける施工管理アプリです。
使いやすさと現場管理機能の充実が特徴で「2022年度グッドデザイン賞」を受賞しています。
現場ポケットの主な機能や料金は、以下のとおりです。
| 主な機能 |
|
|---|---|
| 特徴 |
|
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 |
年間契約:11,880円(税込) 月額契約:13,200円(税込) |
| トライアル | 最大2ヶ月間の無料トライアル |
| 対応端末 | iPhone、iPad、Android、PC |
現場ポケットは、ワンタッチで作業記録を登録できる日報機能や、トーク投稿から自動でアルバムに反映されるアルバム機能などが特徴です。デジタル機器に不慣れな方でも、直感的に操作できるでしょう。
初期費用0円、リーズナブルな月額料金で導入可能です。
2ヶ月間の無料トライアル期間も設けられており、実際の現場での使用感を確認できます。
現場ポケットの公式サイト
ダンドリワーク
ダンドリワークは、現場経験者が開発した工程表アプリです。
「工程表」「横断工程表」「カレンダー工程表」の3種類の工程表と充実した機能を提供しています。
ダンドリワークの主な機能や料金は、以下のとおりです。
| 主な機能 |
|
|---|---|
| 特徴 |
|
| 初期費用 | 200,000円〜 |
| 月額費用 | 19,800円〜 |
| 対応端末 | iPhone、iPad、Android、PC |
ダンドリワークは、導入後のアフターフォローサービスも充実しています。
利用状況分析や課題改善サポートを通じて、効果的な活用をサポートしてもらえるでしょう。
工期の長短や現場の特性に応じて、適切な工程表タイプを選択できる点が特徴です。
ダンドリワークの公式サイト
工程表アプリ導入後に
注意すべきこと
工程表アプリは導入して終わりではありません。アプリが現場に定着し、業務効率化を最大限に発揮するためには、導入後にも注意点があります。
具体的な注意点は、以下の3つです。
それぞれ詳しく説明します。
操作に不慣れな作業員をフォローする
工程表アプリの導入後、特に注意すべき点の1つは、操作に不慣れな作業員へのフォローです。
アプリの操作に不慣れな作業員がいる場合、アプリの利用がスムーズに進まず、せっかく導入したアプリも十分に活用されない可能性があるからです。
そのため、導入後には、以下の点に注意し、作業員への丁寧なフォローアップを心がけましょう。
- アプリの基本的な操作方法から、業務フローへの組み込み方、トラブル発生時の対処法などをわかりやすく丁寧に研修する
- すぐに相談できるようなサポート体制を整備する
- 基本的な機能から導入し、徐々に使える機能を増やしていくなど、段階的な導入を検討する
- 操作マニュアルは、紙媒体だけでなく、動画形式など、さまざまな形式で用意しておく
フォローアップを行うことで、操作に不慣れな作業員も安心してアプリを利用できるようになり、現場への定着を促進できます。
現場環境によりシステムが使えない可能性を考慮する
工程表アプリは、現場での利用を前提としているため、現場環境がアプリの利用に与える影響を事前に考慮しておく必要があります。
特に、電波状況や電源確保、端末の耐久性などは、現場での作業効率を左右する要因となります。
具体的には以下のような点を考慮して、現場環境に合ったアプリを選択しましょう。
| 通信環境 | オフラインでも利用できる機能があるか、あるいは、電波が届きにくい場所でも安定して通信できる機能が搭載されているかなどを確認 |
|---|---|
| 電源の確保 | モバイルバッテリーや充電ステーションなどを準備する、あるいは、バッテリーの持ちが良い端末を選ぶなどの対策を講じる |
| 端末の耐久性 | アプリを利用する端末が、防水・防塵・耐衝撃性能を備えているかを確認 |
| 対応OS | OSのバージョンによっては、アプリが正常に動作しない場合もあるため、事前に動作確認を行う |
上記の点を考慮せずにアプリを導入してしまうと、現場でアプリが使えないという事態になりかねません。
事前に現場環境を調査し、現場に適したアプリを選ぶようにしましょう。
業務フローをわかりやすくする
工程表アプリを導入する際には、業務フローが複雑化しないように注意する必要があります。
アプリを導入したことで、かえって業務が煩雑になり、効率が低下してしまうという事態は避けなければなりません。
アプリ導入後も、業務効率を維持・向上させるためには、以下の点を意識して業務フローを設計しましょう。
- アプリ導入前の業務フローを分析する
- アプリの機能と業務フローを照らし合わせる
- シンプルな業務フローを設計する
- 現場の意見を取り入れる
上記のような点を意識して、業務フローを設計すれば、アプリ導入による業務効率化を最大限に引き出すことができるでしょう。
まとめ
本記事では、工程表アプリ導入にかかる主な費用や、アプリを選ぶ際のポイント、おすすめアプリ5選を詳しく解説しました。
工程表アプリを導入すれば、建設現場の効率化や生産性向上が期待できます。
紙ベースの管理方法に比べ、リアルタイムで情報を共有でき、複数の現場を一元管理しやすくなるでしょう。特にスケジュール遅延のリスク軽減や、どこからでもアクセスできる利便性が大きなメリットとなります。
しかし、導入には初期費用や運用コストがかかるため、長期的な視点で費用対効果を検討する必要があります。機能や対応する工程表の種類も異なるため、自社に最適なアプリを選ぶことが大切です。
アプリを導入の際には、適切なコスト管理も念頭に置くことで、より効率的な運用が実現できるでしょう。
特に、おすすめなのが「PROSHARE(プロシェア)」です。
「PROSHARE」は『チャット』『スケジュール』『案件管理』の3つの機能で、ITツールになれていない方でも使いやすい現場情報共有ツールです。
案件ごとにガントチャート形式のスケジュール表を作成できる工程表作成機能を搭載しているので、作業の進捗確認はもちろん、関係者への共有も簡単です。
他にも、図面に直接メモや記号を書き込んでそのまま共有できる図面描画機能や、書類にバージョンを付与して管理できる書類管理機能、チャット機能など、プロジェクトのスムーズな進行を支援する機能を多数搭載しています。
工程表作成ツールを探している方や、建設業の業務効率化を図り、プロジェクトの成功率を高めたい方は、ぜひ「PROSHARE」の導入をご検討ください。
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